たった今、2週間にも及ぶウィンブルドン2016が閉会しました。興奮しつつもちょっと放心気味…。寝なくちゃいけないのに眠れないー!
タフな準決勝を闘い抜いたミロシュ・ラオニッチ選手と、イギリスの英雄アンディ・マレー選手の決勝。その闘いはタイブレークが2セットも続くとても拮抗したものでした。
準決勝はわたしのヒーローが敗れるという残念な結果になったわけですが、勝者であるラオニッチ選手には是非大活躍をして欲しいと願っていただけに、珍しく両選手を応援してしまうという状況でした。(ホラ、いつもはヒーローを応援しているから…)
だから手に汗握るシーンもいつもの倍ある感じで大興奮!!
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ラオニッチ選手はその恵まれた体格を活かすビッグサーブが特徴的。ビッグサーブが成功すればボレーも成功しやすいので、今年のスタイルはサーブ&ボレーに徹していました。しかし決勝ではリターンが得意というマレー選手が相手で、その成功率がなかなか上がりません。そこを若さと体力でカバーしてマレー選手を追い込んでいきました。
今年のマレー選手はとにかく仕上がり具合が完璧!!ほとんどの試合をストレートで勝ち上がるほど順調でした。全盛期のフェデラー選手を髣髴とさせるアンフォーストエラーの少なさも見事です。体力も温存出来ていたのか決勝といえど疲れが見えません。声もよく出ていました。
両者とにかく足がよく動いているし、コートを目一杯使うので一瞬も目が離せない。そんなゲームでした。
ブレイクゲームはラオニッチ選手が落としたたった1つ。タイブレークが続くというどちらが勝ってもおかしくない闘いでした。
ウィンブルドン2016の覇者はアンディ・マレー選手!!
グランドスラムの決勝が初めてというラオニッチ選手と、決勝で何度も辛酸を嘗めてきたマレー選手。その違いはタイブレークで顕著にあらわれたように思います。ラオニッチ選手に足りなかったのは単純に「経験値」だと思わされました。グランドスラムの決勝、しかもウィンブルドンの決勝というプレッシャーをはねのけられるほどの経験値だけが彼には足りなかったのではないでしょうか。
最後はラオニッチ選手の打ったボールがネットにかかり、マレー選手の優勝が決定しました。マレー選手の娘さんが生まれた年の優勝。勝利の女神はきっと娘さんだったのでしょう。肩を震わせて泣いているシーンは胸が熱くなりました。
アンディ・マレー選手、優勝おめでとうございます!!
両手で大事に抱える姿に思わず萌えてしまいました。マレー選手かわいい。
ラオニッチ選手の笑顔がとってもチャーミングなことも気付きました。あらやだ、結構タイプ☆とおばちゃん本気で思っちゃいました。まだまだこれからの選手。来年の優勝も夢ではありません。期待したいと思います。
そして今大会に参加した多くの選手の皆さん、お疲れ様でした。
感動をありがとう!!
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