どうしてもねこを飼いたくて、ねこと暮らせる部屋を借り、とうとう引っ越しを済ませたわが家。あとはねこを飼うのみ!!
…なのですが、未だにわたしはわが家に来てくれるねこと出会えていません。
もともとわたしの中で決めていることがあります。
ねことの出会いはペットショップなどではなく、野良ねこだったり殺処分待ちのねこだったり、里親を求めているねことすることにしています。ペットショップには血統書つきのかわいいこねこが多くいます。確かにかわいい!美しい!!ですが、その半面生死を分ける生活をしているねこがもっと多くいることを知っています。そんなねこでもかわいいのに変わりはなく、むしろ個性がいっぱいあったりします。
だったらわたしはペットショップのショーケースの中にいるねこより、たくましく生きるねこに惹かれるのです。
かといってお散歩にゃんこを捕まえるのも難しいので、わたしがそんなねこと出会うには里親会に参加することだと思い行ってきました!!
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ねこの里親会を調べてみよう!
まずはねこの里親会がいつ、どこで開催されているのかを調べました。検索ワード「住んでいる地域」・「里親会」でネットで調べました。
すると今住んでいる地域は結構開催しているらしく、たくさんヒットしました。その中で一番近くでやっている里親会のサイトを覗いてみると、参加無料、予約不要、時間内の入場厳守というものがありました。もし譲渡が成立したら気持ちとしていくらか医療費を一部負担するとい注意書きがあるぐらいで、わたしのような里親会初心者にはありがたい条件です。
参加条件は里親会によって違うでしょうからよくサイトの注意書きを読む必要があります。
日付と時間をよく確認して行く準備をしてその日を迎えました。
ねこの里親会に参加してみよう!
参加した日はスッキリと晴れた5月の上旬。開始時刻は午後から夕方までです。
緊張のあまり思わず1時間以上も前に会場についてしまいました。しかし15分前にもなるとゾロゾロと会場に人が集まってきました。どんどん会場に人が入っていくので里親会も急遽時間を繰り上げで開始したらしく、わたしもドキドキしながら入ってみました。
そこにはケージに入ったねこが全部で15匹ぐらいいました。にゃーにゃーと泣いているこもいましたが、時間帯もあるのかだいたいはケージの隅っこで大人しく寝ているこばかり。
ついつい飛びつきたくなってしまうのですが、まずは受付で見学者である名札入れと、里親会の手順が書かれた説明書をいただきます。あとはのんびり気が済むまでねこを見たり、気になるこは触らせれもらえたりします。ちなみにねこも神経質になって暴れる可能性があるとかで抱っこは禁止されていました。
ねこたちは下は9ヶ月、上は15歳までと年齢層は本当に様々。オスよりもメスの方が多かったです。ケージの上にねこの概要が書かれており、見学者はその概要を見て判断をしたりします。
なまえ(仮称)
性別
色・柄
年齢(推定)
保護日
ワクチン摂取の未・済
不妊去勢手術の未・済
血液検査(エイズ・白血病)
保護した経緯
性格・病歴
人なれ度(臆病・人なつこい等)
新しい関係に慣れるおおよその期間
譲渡条件(譲渡する保護主による設定)
譲渡成立時の費用
おおよそこれらのことがボードに書かれて置いてありました。中にはそこに「初心者OK」や「1匹飼い限定」・「2匹以上飼える方優先」・「エイズキャリアにご理解いただける方」などのアイコンがあったりします。
保護した経緯は、施設に入ってしまった年老いた飼い主がいたり、何十匹と飼って放置した酷い飼い主がいたり、公園で鳴いていたとか様々で、経緯を読む度になんとも言えないやるせなさがわきました。
気に入ったねこがいた場合はアンケート用紙に自分のことを記入し、そのアンケートを元に保護主さんと面談をして、その後もし保護主さんが許可をしてくれれば2週間程度のトライアル期間を設けられます。トライアル期間を経たら正式に里親になるか保護主さんにねこを返すことになります。
初めての里親会はビビって何も出来なかった…!
当日は本当に多くの見学者が来ていて会場がギュウギュウになるほどでした。ねこの姿がなかなか見られないので順番待ちをするほどです。もともとサイトなどでも告知されていたのですが、出来るだけ家族で来てくださいということだったので子供から大人まで本当に多かったです。
そんな中当然ボランティアで構成されるスタッフさんもてんやわんや。手慣れている人ばかりっぽかったのですが、ハプニングもあったりしてとにかく忙しそうでした。
そんな中わたしはのんびりねこを何度も見てまわります。今回はわたしひとりでの参加でしたし、本当に運命の出会いがあれば話は別ですが様子見のつもりでした。
逆にほかの見学者さんはわたしからみたらザ・ねこのプロ!というぐらい慣れたり積極的な方々ばかり。わたしはしどろもどろになってしまい、ねこも触らせて欲しいとボランティアさんに声を掛けることも出来ませんでした。
2時間ぐらいウロウロしたところで名残惜しく感じながら会場をあとにしました。
次こそはもっとガツガツいきたい…!!
今回の里親会で一番わたしの胸を貫いたねこ。
箱に入れて捨てられていたとは思えないぐらい美しいねこで、里親会でも1位2位を争う人気ねこでした。
何度か譲渡を申し込もうかと思ったのですが、エイズキャリアだったことが初心者のわたしには敷居が高そうだったので諦めてしまいました。
会場にいたねこがみんな幸せになりますように。
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