ねこを迎える前にしたこと。第2回 - お別れについて考える

それを考えたのは、ねこを迎えると決めて引き取る日を目前にしてからでした。ふと思ったんです。

「ねこが死んだその時、わたしはどうしたらいいんだろう」

そう思ったら憂鬱になってしまいました。かわいいねこを迎える直前に考えるにはヘビーな話だと思ったし、かわいいねこが死ぬことなんて当然考えたくありません。

でも逆に、今ねこを迎えるこの時にこそ考えなくてはいけないことだとも思えました。必ずやってくるお別れの日に、きちんとお別れをしてあげることが出来ないのなら、ペットを安直に飼うべきではないと思ったのです。


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かわいいねこが死んだとき、わたしの精神状態はどんなものになるかは想像がつきません。直前にねこが病気で苦しんでいたのならホッとするかもしれないし、老衰だったらさみしさで泣き暮らすかもしれません。
しかしねこが死んだら当然その身体は朽ちていきます。かわいいからといっていつまでも一緒に過ごすことは出来ないのです。

ペットの遺体をどこにお願いするか考える!

今はペットとのお別れに立派な葬儀を出せるようなサービスが充実した時代です。ペット霊園なども各地にあるので遺体の火葬・納骨やその後のお墓参りもすることが可能です。

グーグル先生に『住んでいる地域 ペット霊園』と調べると出て来ると思います。サイトを見ればお別れの流れなどが必ず記載されていますし、だいたいどれぐらいのプランがあるかなども明記されています。
直接ペット霊園に話を聞きに行ってみてもいいですが、そこまでしなくても流れを知っておくだけでその日がやって来たときに焦らず動けるのではないかと思います。

人間とのお別れと一緒で、ペットの場合もお別れをきちんと行うことで気持ちの整理もつきますし、お墓参りが出来ると思うとまた会えるという気になって気持ちが楽になると思います。
こういったサービスは残された者のためにあると思うので使いたいなと思います。


一方で各市町村でもペットの遺体を引き取ってくれます。今の法律ではペットは「モノ」として考えられるため、市町村におまかせすると基本的に焼却処理されます。引き取りに来てくれたりもするので、ペット霊園などのサービスを受けない場合はこのように市町村にお任せするのが安価ですしベストだと思います。
ただ合同火葬の場合が多いので、骨を拾ったり後々お墓参りといったことも出来ないということは理解しておかなければなりません。


このように必ず来るお別れをどう迎えるか。きちんと考えたうえで、それでもねこを飼いたい!と強く思ったのでねこを譲り受けることを決意しました。お別れの悲しみよりも15年ぐらい一緒にいられる時間のほうがわたしにとっては大事だと思えたのです。
そして今、ねこと一緒に住めてわたしは幸せです。

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第3回へつづく。



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でもお別れなんかしたくないよね。




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