今更だけど『アナと雪の女王』を観てみたよ！

2014年のNHK紅白歌合戦でようやくブームが落ち着いた感じのする、
大人気のディズニー映画、『アナと雪の女王』。
しかし今まさに見終わった乗り遅れまくりの人間がここにひとり。

ジブリ製作の映画やディズニー製作の映画に
なぜかいまいち食指が動かないわたしですが、
機会があればこの映画は観てみようと思っていました。
これだけ世界的に好評だとやはりどんな話なのか気になりますし、
話を知らずして散々劇中曲の「レット・イット・ゴー」を耳にしたり
歌ったりしていたので観ておこうかなと思ったのです。

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機会をくれたのは夫の会社の同僚！

つい先日、夫の同僚が集まった呑み会に夫婦で参加してきたのですが、
その会にいた女性と色々と話す機会がありました。
その時の話題のひとつとして上がったのが本作でした。

わたしは話を拡げる程度の感覚で、
上記のような「観てみたいと思っている」という話をしました。
その女性はDVDを所持するぐらいアナ雪が好きだったらしく、
とにかく大絶賛されオススメされました。
その時に「貸しますよ！」とおっしゃってくださいました。
でもわたしは彼女もまた、
わたしに話を合わせてくれただけだろうと思っていたのです。

しかし驚いたことに呑み会の翌日、夫がある封筒を持って帰ってきました。
その中にはアナ雪のDVDが！！
本当に貸していただけました。

平日の鑑賞は時間が取れなかったので、
日曜日にじっくり観ることにしました。

わたしはアナ雪をなめていた！

率直に申します。
わたしはこのアナ雪ブームを完全になめきっていました。
どうせそこまでじゃないでしょ、と。

マジでそこまでの作品でした。

おもしろすぎるでしょ、コレ！！
映画を観てこんなにワクワクしたのは久しぶりです。

最初は字幕で鑑賞しました。
英語の言い回しってやはりおもしろい！
表情もころころ動くあたりもボディランゲージのひとつで、
日本のアニメーションとはまた違った魅力に溢れています。

ここから先はわたしの感想をつらつらと書きます。

物語は姉妹の幼少期から始まる！

最初の城内シーンからもう一気にアナ雪の世界観に引きこまれました。
子供のエルサとアナがかわいすぎる！！
表情が豊か、でも写実的でもある細かさに感心しました。
そしてアニメーションらしい柔らかな動きに、
着てみたいと思わせる衣装デザインなど秀逸です。

そして閉ざされた城の中でひとり苦しむエルサと、
何も知らないアナのさみしい気持ちに胸をうたれます。
アナが必死に歌で「雪だるまつくろう」と誘う姿が切ない。

姉の戴冠式で起こった事件！

そしてアナの婚約で事態が一変。
その流れであの有名な「レット・イット・ゴー」のシーンになるのですが、
最初唐突にエルサが限界突破しちゃった気がして驚きました。
吹っ切れすぎだろって。
しかし彼女のおみ足は美しい…。

エルサを捜しに出たアナもここからかわいさが限界突破。
クリストフとの掛け合いも冒険もテンポがよくて楽しいです。
オラフが出てきてからはコメディ映画だったかな？となるぐらい笑いました。

苦難を乗り越え再会を果たすも…！

しかしエルサとアナが再会してからの展開はシリアス一辺倒。
もうエルサが可哀相で辛かったです。
特に悪役がまさかあいつだとは思ってもみませんでした。
わたしはクリストフとくっついて欲しいと思っていたので、
あいつとなんやかんやあってアナがクリストフへの愛に気づく、的な
展開を予想していたのですが、
ディズニー映画らしからぬ計画犯な悪役が出てくるとは本当にビックリ。

その上真実の愛がまさかの展開でそっちかよ！ってなって更にビックリ。
こうも製作者の意図にドハマりするわたしもわたしですが、
気持ちいいぐらいやられたなー！と本作への評価は高まる一方でした。

物語は大団円を迎える！

最後はすべてが丸く収まって、
観ていたわたしも一緒に幸せな気持ちになりました。
すてきなキスシーンが観られて嬉しかったです。
本当に見終わってスッキリ＆ほっこり＆満足でハッピー！

『アナと雪の女王』の魅力とは！

もしかしたらストーリーの展開自体はよくあるもの、かもしれません。
しかしそれを上質なものに変えているのが、
個性溢れるキャラクターのありあまるほどの魅力です。
出てくるキャラクターがどれも「愛される」人物ばかりでした。

楽曲の良さはもう言うことなしですね！
歌唱力の高さが物語に深みを出しています。
「レット・イット・ゴー」は鳥肌が立ちました。
ここでスヴェンが歌い出さなかったことを評価したいと思います。
あくまでスヴェンは動物。
世界の常識に遵守していて、
ただの子供向け映画ではないことをアピールしている気がしました。
このあたりもディズニー映画っぽくないですね。