おやすみ、とらじろう。その3

先週末、会社にて鏡割りをしたお餅でぜんざいを食べました。
季節の行事をするというのもおつなもので、
四季の移りかわりを確かめながら生きるというのも大事にしていきたいものです。

それにしても寒い日々が続きますね。
冬は短いとはいえこの寒さはこたえます。
わたしはこたつを甲羅にして生きています。


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せめて心の中だけは暖かくなりたい!ととらじろうの写真をあさりました。
季節は全く変わりまして、初対面を果たしとらじろうと過ごした2013年の夏。

わたしという慣れない存在に少しずつ慣れてくれた頃、
実家の縁側で漫画を読みふけるわたしのもとに、
トコトコと近寄って来たとらじろう。

ここでこちらから動いては逃げられてしまう。
焦ってはいけない。
動かざること山の如し!!
心頭滅却すれば火もまた涼し!!

頭の中でぐるぐる巡る言葉を呪文のように、
さも「あんたなんか興味ないんだからねッ!!」という態度を取った結果。

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わたしは勝者となった!!


脇腹に感じるぬくもりがどれだけ嬉しかったことか。
今でもトコトコからの
何も躊躇することなくストンッと腰をおろしてくれた瞬間が忘れられません。
わたしに身を寄せてくれたその事実だけでわたしの胸は温かくなるのです。

今日もおやすみなさい。



『おやすみ、とらじろう。』シリーズ





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2013年8月13日のむにゃむにゃ。




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